【初心者向け】ナンピンマーチンの仕組みと注意点をわかりやすく解説

ナンピンマーチンってなに?という方にその仕組みと使用する上で知っておくべきリスクと注意点をまとめました。さらに、ナンピンマーチンゲールEAを上手く使って稼いだ実績も紹介しています。

ナンピンマーチンゲールという言葉を耳にしたことがある人はおそらくFXの自動売買ツール(EA)に触れたことがある方かと思います。

Googleの検索ボリュームでも徐々に増えてきていますね。

今回は、ナンピン・マーチンゲールについて理解できていない方のために、ナンピン・マーチンゲールについてしっかりと理解できるようにわかりやすくまとめました。

ナンピン・マーチンゲールとは?

ナンピンマーチンゲールとは、FXなどにおけるトレード手法の呼称です。

文章に置き換えるならば、マーチンゲールロジックでナンピンをするということです。

つまり、「ナンピン」と「マーチンゲール」が合体した言葉です。

とは言っても、それぞれの意味を知らないと理解できません。

それでは簡単に説明していきましょう。

ナンピンについて

ナンピンとは、エントリーしたポジションが逆行した場合、既存ポジションと同一方向のポジションを増やす手法です。

例えば「買い」でエントリーした後、相場が逆行して値段がどんどん下がって行くのに追加でさらに「買い」のエントリーをします。

では、なぜそのようなことをするのか?

株式で例えるとわかりやすいので例に出してみましょう。

例えば、50,000円で1株買った株が40,000円まで下落したとします。

ここで追加で1株買うとします。

今現在の保有株数は2株です。支払った金額を保有数で割ると45,000円になりますよね?

ナンピンは平均取得短歌を下げるので、初回で買った50,000円まで株価が回復しなくとも、平均取得単価の45,000円が上回った時点で利益となるのです。

仮に40,000円の時点でナンピンをしていなかった場合、株価が50,000円に戻るまではずっと損失のままです。

FXの場合で例えてみましょう。

ドル円を100円でロングエントリーします。

例えば、USD/JPY 100円で1ロット分エントリーしたロングポジションが98円まで下落したとします。

ここで追加で1ロット分をロングでエントリーします。

今現在の保有ロット数は2ロットです。支払った金額を保有数で割ると99円になりますよね?

この場合、USD/JPY が99円以上になった場合に利益となります。

つまり、ナンピンは平均取得単価を下げることにより、逆行した場合でも利益を出しやすい手法となります。

適切な箇所でナンピンをすれば、非常に効果のあるテクニックです。

しかしながら、当然リスクもあります。

それは、ナンピン後も続けて逆行してしまった場合です。

保有数が増えているため、下落に対する損失金額の割合は保有数分増加します。

マーチンゲールについて

マーチンゲールとは18世紀に考え出されたベット戦略の一種です。

勝率50%のゲームで負けたら賭け金を倍にしていくことで、何連敗しても1度勝てば負け分を取り戻せるという手法です。

ベット戦略の一種なので、もともとカジノなど主にギャンブルで使われていた言葉で、これをトレードにあてはめて実践する手法です。

どのようにあてはめるか?

それが先ほど説明したナンピン時です。

1ロット → 逆行 → 2ロット → 逆行 → 4ロット → 逆行 → 8ロット

というイメージで、エントリーするごとに保有枚数を「倍」にします。

先ほどのFXの例で追加のエントリーをする際、ロット数を増やしていきましょう。

100円で最初のポジションを持った後に下落し、98円でポジションを持つ際に、倍の2枚(2ロット)でエントリーします。

この場合 ( 100円 + 98円 + 98円 ) ÷ 3 という式が成り立つため、平均取得単価は 98.67 円となり、先ほどの1ロットでのナンピンより平均取得単価が下がりました。

このように、ナンピンマーチンゲールの手法を用いることで勝率が極端に高くなります

ポジションが逆行した場合はマーチンゲール方式で利確ラインに達するまでナンピンを繰り返すので、資金が潤沢にあれば勝率100%のトレードができます。

さて、この理屈がわかればかなりの確率で勝てるんじゃないか?と思いますよね。

実際、この手法を利用した自動売買ツールはいくつかあり、僕もある自動売買を使っておりました。

使っていた当初はかなり稼げるので、人生イージーモードだと思っていましたが、そういったナンピンマーチンゲールロジックの自動売買には注意点があります

ナンピン・マーチンゲールEAの注意点

先述したようにナンピンするためには資金が必要です。

マーチンゲールの場合はナンピンロット数の倍率が2倍なので、さらに資金が必要になります。

限られた資金量の中でナンピンをやたらめったら売っていたら資金が底をつき破産となりますね。

FX界隈では口座に入金している資金が0円になることを破産といいますが、僕はこの破産を経験しました。

詳しくはこちらの記事をみてください。

【初心者注意】僕が無料EAのTシリーズとDEEPシリーズをやめた理由

さて、ここまででナンピン・マーチンゲールのロジックおよびそれを用いたEAの注意点について理解いただけたでしょうか?

ナンピン・マーチンゲールは悪だとか色々言われていますが、ただ、僕は使い方によってはとても有効な手法だと思っているんですよね。

僕の場合は破産を経験したことにより、ナンピン・マーチンゲールEAに特別な思いがありました。

それは、ナンピン・マーチンゲールが悪いのではなく、ナンピン・マーチンゲールロジックを搭載したでたらめな自動売買ツールが悪いんじゃないかという疑問です。

FXの過去データを調べ、エントリーロジックを徹底して、ナンピンロジックもここぞというタイミングのみで実行することで、少ない資金でも稼げる自動売買が作れるのではないかと仮説をたてました。

まとめ|ナンピン・マーチンゲールの自動売買ツール(EA)は悪なのか?

やたらめったらエントリーをして、やたらめったらナンピンをしていてはせっかくの素晴らしいナンピンマーチンゲールの手法も悪者扱いされてしまいます。

僕はもともとFXの経験があったため、エントリーロジックに特にこだわりました。

それから僕はナンピンマーチンゲールのロジックを徹底的に研究し稼げる自動売買ツールの作成に奮闘しました。

そもそも、差し引きトータルで勝つのがFXトレード本来の基本的な考え方だと思っています。

1トレードにおいての勝敗による金額ベースで考えるのではなく、口座ベースでリスクを固定し、トータルの資金増減で運用するという手法でうす。

口座に5万円を入金し、ナンピンマーチンの自動売買ツールを稼働させる。

資金が10万円になれば原資を抜き、5万円から再スタート。

そうすればあとは勝ち続ける限り資産は増やせることができます。

ただし、このトレード手法を再現するためには、以下の条件が必要です。

僕が考える稼げるナンピンマーチンゲールの条件

① 少ない資金でハイレバレッジ取引ができる口座

② 借金を背負わないゼロカット口座

これらの条件を前提に、僕は自動売買ツールを開発しました。

そのバックテスト成績がこちらです。

開始資金わずか15万円で2018年1月1日から運用し続けても破産することなく稼働しています。

15万円の資金で運用を開始し、2019年4月30日現在で250万円の利益となっています。

当然原資抜きをするとこのような実績にはならないでしょうが、僕が想定していた稼げる自動売買ツールの開発に成功したのではないかと思っています。

その後も検証を続け実際の口座で運用を始めました。

フォワードテストの成績では15万円の資金で運用を開始し、初週の稼働実績は2万円を超える利益になりました。

実際のエントリー状況をご覧いただいてわかるように、ナンピンを極力することなく、利益につながっています。

数名限定で利用者数を募ったところ、大反響となっています。

まだまだ嬉しい声をいただいておりますが、利用者の声は後日まとめたいと思います!

少数限定で無料モニターも募集していますので、利用希望の場合はこちらの 友だち追加 までご連絡ください。

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